新築・リフォームのときだからこそ実現できる、快適なホームシアター生活

大画面テレビを映画館の臨場感で楽しみたい。そう思う方が始めているのが「ホームシアター」です。
でも初心者には色々解らないところが多いのも事実。そこで「新築・リフォーム前だからこそ間に合う、知っておきたい問題点」について、プロの方に伺いました。
平野栄一氏 ホームシアターインストーラー
ボーズ株式会社 OB

フェーズファクトリー
有限会社
代表取締役 平野栄一

長年オーディオ業界に携わり多くの施工事例を見てきた平野氏。決して満足と言えない施工が多く、施主の方が妥協しているような事例を目の当たりにしてきたという。
「こういう仕事をしてくれる人は少なく、今後ますます必要になると感じています。ただ製品を納めるだけでなく、実際にその場で施主の方が使えるようになるまで、必ずトレーニングもさせて戴きます。お客様には大変喜んでいただいていますよ。」と語る。

予算に応じたプランニングから工事だけでなく、施主と建築設計士との間を取り持ち、最良のホームシアター造りに貢献しているという。ホームシアターを計画している人は、ぜひ相談してみるといい。

部屋ができてからでは遅いんです。
平野栄一氏 まず始めに、これだけは声を大にして言っておきたい。
部屋が完成してからでは遅すぎるんです。


―こう語るのは、数多くのホームシアターを設置してきた自らを「ホームシアターインストーラー」と呼ぶ平野さん。
電気のコンセント、電話線、テレビのアンテナ線、インターネット系ケーブルのような配線類は、まず先にどこから出すか決めておかなくてはダメです。特に「ホームシアター」。まだ先のことだから、と思って準備しておかないと、結局あとで困るんです。

―具体的には、どのようなことでしょう?
多くの方が部屋が出来た後に相談されます、「ホームシアターをつけたいんだが、配線を露出させたくない」と。結局、壁を壊すか、モールを貼るかの苦渋の選択をするハメになります。スピーカーの通線は、事前に言っておかないと電気工事士はやってくれませんよ。

―確かにいくつもスピーカーを置くとなると、配線が邪魔ですよね?
せっかくのキレイな部屋に、目立つ配線類を後から付けるのは誰でも嫌なものですよ。でも、配線をそのままにしていると、掃除の邪魔だったり、子供が引っ掛けてスピーカーを倒したりする危険性もあります。

―だからこそ、新築やリフォームのときがチャンスなんですね。
そうなんです。内装工事と同時だからこそ、ホームシアターシステムの邪魔な配線類を隠して配線することが出来ます。それに、線を通す配管はどこに通すか事前に打ち合わせておかなくてはなりませんから。こういうことは建築設計士の方も気にしてなかったりするんですよ。

―でも「ホームシアター」というと、まだ一般の人は入り難い物ではないでしょうか?
2〜3年前までは「ホームシアター」と聞くと、それ専用の部屋を用意するようなマニアのための物と思われていましたが、DVDソフトの普及によって、家庭で映画を楽しむ機会も増えてきましたよね。最近では、多くの人がリビングで手軽に楽しまれていますよ。

―実際に購入となるとアンプやスピーカーなど、何を買ったら良いのか解らないのですが?
「ホームシアター」を一から揃えようとすると、たくさんのスピーカーや、複雑なAVアンプ、DVDプレーヤーなど全ての機械を選んで揃えなくてはなりません。しかも、苦労して選んだ物同士の相性が良いか悪いかなど、実際に使ってみなくては解らない部分も多く、高い物同士を組み合わせたからといって、いい音になるとは限りませんしね。ある程度長く使うものですから、後で後悔しないものを選んで戴きたいです。

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